遊具事故が後を絶たない

全国で遊具事故が増加傾向にあります。下記リンクに最近の遊具事故の記事があります。
6/6 <遊具事故>4歳児、チェーンに挟んで指切断…北海道・三笠・・・
5/19安心・安全ナビ:公園や校庭の遊具での子どもの事故が後を絶たない。原因は・・・
当社はこのような痛ましい事故を未然に防ぐよう努力を重ねています。

国土交通省による安全基準

国土交通省よる遊具の安全基準(2008年改正版)では、遊具の耐用年数において、木製遊具は10年、鋼製遊具は15年、
消耗部品は3年〜5年で取替と発表がありました。
これらの年数を経過した遊具に関しては、点検の頻度を増やし、部品の取替をこまめにおこなうよう、通達されています。
また、不具合の箇所がある遊具で重大事故が発生した場合、管理者の責任が問われます。
これは、当事者が知らなくても 不具合を放置したとのことで管理責任を問われることになります。
しかし、当社のような修理業者が点検、修理を行った遊具においては、修理後1年間は危険箇所を指摘できなかった場合も含み、修理業者が責任を負うことになります。

子供から遊ぶ環境を奪いたくない

遊具による事故が多発していることから、管理責任に問われないよう、
老朽化した遊具は撤去の考えが広まっております。
しかし、撤去により同時に犠牲になるのも子供たちです。
設置した以上、ただ撤去するだけという方法は、大人の事情だとしても非常に心苦しいかと思います。
メンテナンスを正しく行えば、まだ使える余地は残っているのです。
当社にぜひお尋ねいただきたいと思います。
公園などで楽しく遊ぶ子供たちが減ってしまうのは寂しい限りです。

遊具に対する安全対策の甘さ

現在、設置より20年以上経過した遊具は、全国に43%あるといわれています。
当社が点検に廻った遊具に限っては、「設置後1度でもボルトの交換をされた形跡」のあるものは見たことがありません。
建設金物の施工を行っている当社では考えられない事ですが、遊具の世界ではケガや命にかかわる現場であるという認識が、
非常に薄く、一般の方でさえ危険な状態と判断できていても、あっさりと見過ごされているケースが多いのです。
またプロの視点で点検士が点検をしていれば、すぐに発見できた事例も数多くあります。
当社は点検、修理業者として、遊具に安全対策が必要であるということを、もっと広く世間に認識していただけるよう努力しております。

「子供を事故から守る!プロジェクト」

平成22年4月27日 福島みずほ 元特命担当大臣の記者会見でもこのような発言がなされていました。
平成22年6月現在も消費者庁において、遊具等による事故原因や事後措置の調査と対応策の具体化に取り組んでいるようです。
原文: http://www.caa.go.jp/action/kaiken/pdf/100427d_kaiken.pdf
----------記事より抜粋-------------------------------------------------------------------------------------
今般、遊具の事故原因の調査分析結果を取りまとめました。
割と共通項があって、修理をしたり補修をすれば事故を防げるということがよくわかりました。
この結果を関係省庁や地方自治体などに対して提供して、事故防止に効果的な点検のあり方など周知徹底を図ってまいります。
少しお金をかければ、子どもの遊具はブランコであり、滑り台であり、複合遊具であり使えるんですが、そのお金を面倒くさいから、
古くなったからというので撤去をしてしまうと、結局、公園に何も遊具がないということになるので、
例えばこのような修理をこれぐらいの費用でできますよとか、遊具の事故も多いですから、これらの取組を通じて子どもの事故を
防止し、でも子どもがやっぱり楽しく遊べるようにということの両立をしっかりやっていきたいと考えています。
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当社なら、まさに「このような修理をこれぐらいの費用でできますよ」のご提案が可能です!!

遊具の事故は点検・メンテナンスで8割、9割は防げます

遊具は、日ざらし、雨ざらしの過酷な環境の中で利用され続けます。
これらを長期に渡り安全な状態を維持するのは、定期的なメンテナンス以外ありません。
ほとんどの遊具はボルトで接合されています。その接合部が腐食し、強度が無くなるとことが最も危険なのです。
一度腐食したものは復元することはありません。サビはほかの部分へとどんどん増殖していくのです。
しかし、一般の方にとって、内部のボルトが腐食しているなど、意識されたことはほとんどないのではないかと思います。
当社の的確な判断によって、年数が経過した遊具でもボルト等の部品取替えにより撤去しなくてもすむかもしれません。
傷んだ箇所が少ない場合は安価な金額で修復ができる場合もあります。
修復することにより管理の方の安心感も増し、遊具の寿命も飛躍的に伸びます。
(ご予算面でも結果的には安価になることが多いです。)
遊具の危険個所の点検、改善策のご提案、独自の修理技術をご提供できる業者はそれほど多くはありません。
ぜひ一度当社へ点検をご依頼下さい。