設置から15年経過のジャングルジムです。地面に直置きな為、雨の後などは水の中に置かれているのと同じ状況です。
スチールパイプに穴が開き、内部から腐食していった様子。原型はほとんど残っていません。 倒壊の恐れがありました。
私達の改修は傷んでいる部分の上部から切断します。 (錆びている部分と新しいパイプは溶接できない為です。)
新しく溶融亜鉛メッキを施したリングパイプを製作し、切断した部分との溶接を行いました。 溶融亜鉛メッキとは800度の亜鉛の中つけこみ付着させたもので、 腐食しにくい部材です。
ボルトの腐食が確認できます。
左が新しく交換するボルトナット。 右が取替えたボルトナットです。 ほとんどの遊具の接合部分はボルトで止められています。 緩んだままの状態で腐食すると、あそびができて切断される恐れがあります。 (5年間前後で取替をお勧めします)
新しいボルトに取替えました。塗装も年月の経過で役目を果たしていないので、塗り直しです。
完成!! 新品同様の仕上がり!!